この功法は、日頃の運動や労働で疲れた腰を休め、新たな活力を養う効果があります。腰の疲労感は腰の骨格や筋肉の疲労以外によることもありますので、他の功法も併せてお試しください。また、腰が疲労する環境やライフスタイルの改善を、出来るところからお始めになることをお勧めします。
養生気功の世界には「妙薬は自らの体内にあり。名医は自らの体内に住む」という言葉があります。即ち、「人間の身体には外からの侵害に対する自己防衛能力があり、それを呼覚まし強化せよ」と言っているのです。「姿勢と動作・呼吸法・意識」の調整から成る養生気功が、人間の生理に良い影響を及ぼしていることは、近年の科学的研究で明らかにされつつあります。養生気功が病気になりにくい心身を作り、病気の回復を早める作用があることは、何より、それが数千年に亘り伝承されてきた事実が物語っています。
養生気功の鍛錬は、自分の生理機能を自分でコントロールし、その能力を高めることにあります。
人間は一人一人、体力や体調が異なりますので、以下の要領を参考に、ご自分に合った練習法を見つけ出してください。
★ 最初は要領を覚えましょう。要点は姿勢・動作、呼吸法、意識の調整です。
★ 一度で覚えるのは困難ですので、演技を参考に焦らず練習しましょう。
★ 練習中に自分の身体の状態(痛みや違和感を感じる場所や程度、変化)を感じ取りましょう。
痛みや違和感を感じる所では一旦動きを止め、姿勢と呼吸法を調整し緩和します。
★ 要領をつかんだら徐々に負荷を増やします。但し、無理をしないことが大切です。
★ この功法は椅子や床に座って行うことも出来ます。椅子は安定した座り心地の良いものを選
び、周囲の安全に配慮しましょう。
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